データが消えた!?どうしよう…
令和6年1月1日「能登半島地震」にて被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今回はバッテリ
身の回りを見回すと色々なところでバッテリを使用していることにお気づきですか?
おもちゃや壁掛け時計、スマホ、パソコン、車のスマートキーや最近では家にまで…。
今や生活とは切っても切り離せないバッテリですが、
当然のことながら弊社の機械でも使用しています。
先の写真は主に機械の制御装置であるPLC(Programable Logic Controller)のバックアップ用バッテリで、
その他コイン電池などを使用しているものもあります。
これらは制御装置内部に蓄えられているデータなどが消えないようにするため搭載されていますが、
因みにこれらのデータにはお客様が生産の際に入力しているユーザプログラムデータも含まれます。
色々な意味でバックアップが肝要
一般的にこれらのデータは他の媒体に常時バックアップなどはされていないため
悲しいことにバッテリが弱るとデータが消えてなくなってしまいます。
そのようなトラブルを未然に防ぐには
1.バックアップ
2.バッテリの定期交換
の2つが肝要です。
1.バックアップ
これは他の媒体へのコピーを指します。パソコンでも大事ですよね?
他の媒体といっても機械の種類や年式などによっても違ったりしますが、
機械によってはそもそもそのような機能がなかったりするので
一度添付されているマニュアルをご覧ください。
またご不明の場合は弊社営業にお問い合わせください。
2.バッテリの定期交換
データのバックアップも大事ですが、将来の仕事をトラブルなく回すため定期的にバッテリ交換をするのも
仕事のバックアップといえます。
お客様により機械を使用されている状況は千差万別で一概には決めづらいのですが、
目安として1日8時間の使用でおよそ2年間隔で交換していただくことを推奨しています。
交換方法と使用するバッテリの型式などは添付のマニュアルに記載がありますので 必ずご一読ください。
今年もすでに何件かお客様からバッテリのトラブルと思しきお電話をいただいております。
年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなど長期休暇などの前には
「あれ?いつバッテリ交換したかな?」と思い返していただけると思わぬトラブルに合わずに済むかもしれません。