AKEBONOは、油圧式裁断機からサーボクランク式裁断機まで幅広く作っており、設計から部品製造、組み立てなどそのすべてを一貫生産で行っている会社です。私は研修期間を終えたばかりですが、全部署を回り、普段関われないような方たちとコミュニケーションが取れ、とても良い経験となりました。100年以上続いている歴史の長い会社に入社できたこと、部品のほとんどが自社製作されていて、その部品が組み立てられている様子を間近で見れるところも当社の良い点です。
現在は、研削盤を担当しています。今まで使用したことのない機械なので不安でいっぱいですが、担当の先輩に一から教わって、まずは一人で任されるレベルまで成長したいと思っています。

私は、主に組み上げられた機械を問題なく動作できるまでセットアップする立上作業をしたり、CADで電気図面を描いたりしています。
弊社の良いところは、全ての部署がこの本庄工場１カ所にあること。社内外でトラブルが発生しても、部署総出で助け合って解決している様子が新入社員の私にも見て取れ、非常に心強いです。また、裁断機を作る上で不可欠な加工機械が充実しているのは当社の強み。時代の移り変わりによってニーズが変化し、新たな機械を製造することになっても材料加工には困らないと感じます。最近では、自社製品だけでなく他社の協働・共存ロボットの動作をプログラムすることも増えてきました。ロボットと裁断機と組み合わせることで、人力が必要だった部分を自動化。設計の自由度も広がってきています。

現在、MPシリーズの組立作業を行っています。ベースから本体を組み上げていき、裁断機に絶対的に必要なカット精度を出すため、ネジ一本を締めるにも全体のバランスが崩れない様に作り上げています。時にはお客様の所へ伺い、修理や改造をし、アフターケアも行います。社員一人ひとりがより良いものづくりをするため、日々意見交換しながら新しい事を取り入れて挑戦。現状維持ではなく、進化を実感できる会社です。0からものづくりをし、自分が完成させた機械がお客様のもとで活躍している所を見るととても嬉しくなります。
また、AKEBONOでは、仕事のやりがいや達成感だけではなく、私生活も充実させられます。有給取得推奨日の設定や男性の育児休業取得奨励など、働き方も日々時代に即して変化しています！

曙の裁断機の寿命は長く、30年以上ご利用いただいているお客さまも。それは、今も昔もメンテナンス性を意識した設計にこだわってきた証です。省人化や安全対策など、時代に合わせたご要望は尽きることがありませんが、ぜひ想いをぶつけていただき、全力で課題解決に臨みたいと思っています。

入社すると2〜3カ月の研修期間が設けられていて、その間、各部署の仕事を経験できるので、 新入社員も全体の業務を把握することが出来ます。また、他部署の方とコミュニ ケーションが取れる機会でもあり、楽しく仕事が出来るきっかけにも繋がります。現在、私は立形マシニングセンタを担当しています。
部品形状や寸法が多種多様なため、新たに加工するものが多い中、自分で組んだプログラムが思い通りに動いて完成した時は、達成感とやりがいを感じます。AKEBONOは、工作機械、産業機械の分野で活躍してきており、昨年は創業100周年を迎えました。ここ数年は毎年のように設備機を更新し、私達の部署にも最新の設備が導入されています。加工した部品が組み上げられたところを見ると、喜びを感じます。

営業といっても当社の場合は、闇雲に新規のお客様にアプローチする仕事ではありません。業界をリードするメーカーなので、Webや展示会等を通して当社を知ったお客様から、たくさんのお問い合わせがあります。営業の役割は、問い合わせに対応して訪問。お客様のご要望を詳細にヒアリングし、それに合った機種を提案していくことです。カタログに掲載された標準品の提案が中心になりますが、ときにはニーズに応じてオプションを追加したり、フルオーダーメイドの提案になることもあります。現在は、先輩に同行して営業に関する業務知識・スキルを身に着けている段階。先輩によって得意とする営業スタイルがあるので、私も自分なりの営業スタイルを確立していきたいと思っています。

AKEBONOでは、カタログに載せる標準機から、お客様ニーズに応じて設計・製作するオーダーメイド品まで手掛けています。現在は、先輩について、これら機械の構成部品表の作成や2次元の図面を3次元に書き起こす業務、ちょっとした部品図の設計、さらには据え付けの際の現地調整等を担当しています。経験が浅く、まだまだ補助的な業務が多いので、着実に知識・スキルを身に着け、自分一人で機械をまるごと設計できるようになりたいですね。現状のやりがいとしては、現地での調整業務があります。工場でのテストで正常に稼働しても、現地の据付では必ず微妙な調整が必要になります。仕様通りの性能になるよう最適な調整ができ、お客様から直接感謝していただけると、本当にうれしいです。

組立の仕事は、自社で機械加工した部品や資材が調達した部品を使って、イチから裁断機を組み立てていく業務です。まさに、子どものころに経験したプラモデルを創り上げていく面白さがあります。また、お客様先で稼働する機械の保守・メンテナンスや修理も担当しています。先輩と一緒にお客様先に出かけ、驚くのは30年以上にわたって稼働し続けている機械が少なくないこと。こんなに長く活躍する機械が造れるのは、さすが裁断機のトップメーカーだと実感しています。先輩から見れば、まだまだメカや油圧、電気制御等に関する知識が不足しているので、外部セミナー等を活用してスキルアップし、自分の年齢より長く稼働し続ける裁断機を造れるようになりたいと思っています。

入社して一番びっくりしたのは、AKEBONOの機械システムが本当にいろいろな業界で活躍していたことです。例えば、自分の子どもが毎日使っている製品でも、当社の機械を使って造られていたのです。私たち資材課は、これら機械の構成部品や補助材で、外部から調達するモノを担当しています。具体的には、調達先の選定や価格交渉、部品の発注、荷受け、仕分け、受注部品の発送といった業務になります。前職でも購買を担当していましたが、当社の業務で求められる知識はより深いものになっています。より多くの知識を身に着け、単に指示された部品を調達するだけでなく、連携している部門に対し、より良い部品を提案していけるようになりたいと思っています。

以前は、機械加工を専門に行う会社に勤めていました。現在と業務自体は同じですが、大きく違うのは生産数量です。以前の会社では数十万個単位だったため、一度、加工の段取りが終われば、後は必要な量が加工できるまで、機械の見守りとメンテンナンスくらい。ところが、AKEBONOでは数個から多くて300個くらいなので、頻繁に段取りを行う必要があるのです。しかも、加工する材質や形状もさまざま。中には、加工が難しい材料や形状もあります。それらを高品質かつ効率よく加工できるかどうかは、加工技術者の腕しだい。新しい加工技術を取り入れていくことが欠かせません。その点、AKEBONOは現場の意見で新しい技術にどんどんチャレンジしていける環境があるので、とてもやりがいがあります。

曙の機械はすべて手づくり。一つひとつに職人の愛情が込められています。組立精度は全体の性能にも影響するため、ボルト1本締めるのにも気が抜けません。いかに故障が少なく、お客さまに長く使っていただけるかを考え、手順や取り付け方法なども日々改善しながら、さらなる品質向上に努めています。