第三回 社員インタビュー

皆様こんにちは。本庄営業です。
今回で第3回目となります社員インタビューのお時間です。
前回の社員インタビューについてはこちらから【第ニ回 社員インタビュー】
今回は機械加工を担っているスタッフへインタビューをしていきたいと思います。
製造部 機械課 Iさん
今回は2016年入社のIさんです。よろしくお願いします!
【Q.普段どんな仕事をしていますか?】
「私は抜型裁断機を構成する部品の加工を行っています。
主に五面加工機(OKUMA製 MCR-A5C)という大型機械で、機械に使用する部品の機械加工を担当しています。
五面加工機は材料を一度の段取り替えで、側面の4面、天面の1面、合計五面を一度に加工ができます。
段取り替えで人の手が加われば加わるほど精度は落ちていってしまいますが、
一度に多面の加工ができるため、高い精度での加工が可能となっています。
W2000×D3600mmサイズまでの加工ができるので、
普段はMPシリーズや、OPシリーズの支柱や可動盤等の大きな部品を加工しています。」
【使用されている機械の詳細まで丁寧にご説明いただきありがとうございます。】
【正直知らない部分もあり勉強になりました笑】
【Q.仕事をする上で意識していること、気をつけていることはありますか?】
「それはもちろん精度を高く加工するように気を付けています。
図面に記載されている要求公差は、特に神経を尖らせながら図面を精読しています。
最近の機械は優秀なのでプログラムを組み込めば自動で加工を行ってくれますが、
実際はそんなに甘くはありません。
プログラム上では図面寸法を入力して加工しても、経年劣化などで狙った寸法が出ないこともあります。
また、材料のクセによって公差内に入らない場合もあります。
なので、長年の経験からある程度予測し、
材料に合った刃の選定をしたり、削る順番を入れ替えるなどし、常に考えながら精度の高い部品を仕上げるようにしています。
他にも、事業再構築補助金でCADCAM(加工用図面をプログラム変換できるシステム)の導入をし、
〈見える化〉を先頭に立って実践しています。
新しいことにチャレンジができるのもあってモチベーション高く取り組めています!」
【機械の劣化具合や、材料のクセを読んだ加工はまさに職人技ですね!】
【職人でありながら、新しいことにもチャレンジしていく精神は私も見習いたいです!】
【Iさん、お忙しい中インタビューありがとうございました!】
次回のインタビューもどうぞお楽しみに!